通信販売におけるお取り寄せの口コミ効果とは
通信販売を利用するとき、私たちはインターネットを利用します。
しかし、インターネット上の商品の種類は極めて膨大で、時々、どれを買えばいいのかわからなくなります。実際に店舗に向かうのに比べて、インターネットのお取り寄せ販売を選択すれば、重い商品を買うときの心理的な抵抗は相当少なくなります。とはいえ、高額な商品を購入する場合は、どれを買うか悩みが尽きません。そこで、我々が参考にしやすいのは、商品のレビューや口コミといった、実際に商品を購入した消費者の意見です。これを見ることによって、その商品がどんなものなのか、どこが良くて、どこが良くないのかといったことがわかりやすくなります。
ですが、この口コミやレビューといったシステムは、必ずしもいいことばかりではありません。そこで、今回は、この通信販売における、口コミとレビューの効果と、それらが持つメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。
さて、まずは、お取り寄せ販売における、口コミの効果について考えてみます。パソコンで商品を買う場合、基本的に私たちは、商品の現物を体験することはできません。あくまでも、商品を写真で見て、実際はこんな感じかな?と想像することしかできません。そこで役に立つのが、使用者の感想や意見です。口コミのメリットは究極的にはこの一点に尽きます。商品の購入意思決定に客観性を持たせることができます。加えて、複数の立場の人間の意見が聞けるので、自分に近い人間の意見があれば、同じような感想になると想定することができます。これにより、商品を実際に買ってみたら、自分が思っていたのと違う商品が来て、ガッカリするということが少なくなると考えられます。
ですが、この他者の意見が聞けるというのは、そのままデメリットになる可能性もあります。レビューや口コミは、あくまでも、その人が使ってみての感想やその人が思ったことに過ぎません。つまり、仮に10人が10人ともあることを感じたとしても、あなたが彼らと同じことを感じるとは限らないのです。あくまで参考意見に留めることが重要です。レビューや口コミを利用する場合は、何よりも次のことを肝に銘じておくことが必要です。どんなに説得力があっても、それは所詮、その人の感想に過ぎず、何一つ確実な事実や根拠はないということです。